第一章:ワイナリー
ファミリー
クアクアリーニ家は世代に渡りワイン生産を行ってきています。現在フランチェスコと、彼の子供たちウンベルトとマリア・テレーザによって運営されています。
ウンベルトがクアクアリーニ社独自のワインを造り上げ、マリア・テレーザがマーケティングを担当して販売路やワイナリーのイメージをコーディネイトしています。
クアクアリーニ社は、オルトレポー・パヴェーゼのスプマンテ・メトド・クラッシコ最優良生産者たちが加盟する「クラッセーゼ生産者協会」そして「ブッタフォーコ・ストーリコ」という貴重なグループの創始者の一員であるだけでなく、オルトレポーにおける高品質ワイングループ「ディストレット」、「オルトレポー・パヴェーゼ ワイン協会」「オルトレポー・パヴェーゼ ワインと食の道」にも属しています。
ブドウの木からグラスまで
クアクアリーニ社は地面、環境そしてそこでの取り組みをリスペクトしています。
特に生産技術や伝統的ブドウ栽培を活かした、生産性向上への研究プログラムを推進しています。
真の生産とはワインに仕上がるまで一連であり、ブドウの栽培や収穫という手作業で行うデリケートな段階から、ボトルに詰めてワインが販売されるまで、細心の注意を払った配慮と製品管理が行われます。
ファミリーの取り組みによって、高品質な真の伝統的ローカルワイン生産が実現し、品質と価格の良好な関係を保証します。
自社に専属醸造家
ウンベルト・クアクアリーニが弊社の醸造家です。彼が畑とワイナリーにおいて、それぞれのワインの全醸造過程を注意深く見守り取り組んでいます。父フランチェスコの仕事からインスピレーションを受け、伝統と革新的な技術の結合を取り入れながら、地場品種ブドウ栽培に力を入れています。
クアクアリーニ社はオーガニック栽培の認証を、ブドウの木を栽培する段階から受けており、ブドウ畑では草を生やしておく草生栽培を取り入れています。
これはブドウの房に良い実りをもたらし、品質の向上と、地面の風化を防ぐことに効果をあげています。
オーガニック栽培とその支持
クアクアリーニ社は「オーガニック地盤保証BIOS」よりオーガニック認証を受けています。オーガニック栽培を選択するということは、その一つの生き方を好んで寄り添い続けるという事で、自分自身や他人に対する全てにおいて、より良い未来を視野に入れるという、道徳的かつ環境保護に配慮した選択です。植物性や動物性の肥料を使用し、生物多様性を支持し、化学物質を使用せず、遺伝子組み換えを排除し、自社ワインの品質基準向上を保証する為の技術に対する研究を行っています。
更に言うなれば、これらの取り組みは田園風景を保護・リスペクトして、高品質の素晴らしいワインを消費者に保証し、化学残留物を無くし、私達の健康を保ってくれます。